ライター・翻訳家 宮田りゅうのブログ。
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名画座気分
category: 映画 | author: 宮田りゅう
前に「もうちょっと頻繁に更新します」なんてことを書きましたが、ちょっとどたばたしてしまい・・・久々の更新です。

前回「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」のことを書きましたが、「ショーシャンクの空に」と「ある日どこかで」を見てきました。ビデオやDVDでしか見たことない作品を映画館で(しかも昔とは比べ物にならないほどクオリティがアップしているシネコンで)、見られるというのは本当にうれしいことです。ショーシャンクなどは何度も見ていますが、やはり大きなスクリーンはまた違います!

そして「ある日どこかで」。10代の頃一度見ただけだったのですが(そのときはロマンチックなラブストーリーだな、くらいの感想)、その後この作品はカルト的な人気となり、知る人ぞ知る名作と言われてきました。私もずっと気になっていたのですが、ついに映画館で見る機会を得たので行ってきました。

この作品はあり得ない話ではあるのですが、結構哲学的で深い。どこまでが幻想でどこまでが本当なのか、気になる部分もありますが、それでいてすっきりしない感じではないんですよ。不思議とさわやかな余韻と感動が残る大人のラブストーリーです。風景や音楽もいいのですが、やはり今は亡きクリストファー・リーヴの熱演が光ります。

最近「アバター」や「シャッターアイランド」など一応話題作も見てはいるのですが、上記のような作品のほうがやはり心には残ります。しかも1000円ですし・・・また行って報告しますね。

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よみがえる名画座
category: 映画 | author: 宮田りゅう
 その昔、名画座と呼ばれる映画館が各地にあって3本立てとか4本立てで500円、700円で気軽に名作を見られたものでした。私も横浜の天王町ライオン座や三鷹オスカー、銀座文化2など様々な名画座にお世話になったものです。スターウォーズシリーズ、時計じかけのオレンジ、シャイニング、ロッキー、レイダース・・・見た作品は数え上げたらきりがありません。

 そんな名画座がいつのまにかなくなり、名作を大きなスクリーンで見る機会は失われました。確かに今はDVDで簡単に見られるけれど・・・やはり映画館で見る感動は一味違います。そんなとき、うれしいニュースが飛び込んできました!

「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」というイベントです。1週間おきに作品が変わり、それが一年=50週間続くもので、しかも1000円!全国25劇場で実施されます。

こういうイベントを待ってたんですよ。数年前に渋谷でリバイバル上映された「大脱走」を見たとき、やはりこういう名作は映画館で見なきゃだめだよ、とあらためて思ったものでした。今回のラインナップも非常に魅力的でつい毎週通ってしまいそうです。

もちろん、なんであの作品やってくれないの?と個人的な意見もありますが、でもこういうイベントを企画してくれたことに素直に感謝し、あらためて名画を大スクリーンで見る感動を味わってきたいと思います。
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謹賀新年 2010
category: What's New | author: 宮田りゅう
あけましておめでとうございます。
去年はいろいろなことがありまして、なかなかブログもアップする余裕がなかったのですが、今年は心機一転どんどん書いていこうと思っています。

 昨年お世話になった方、あらためてこの場を借りてお礼を言いたいと思います。年賀状をいただいた方もありがとうございました。

 今年は何か新しいことにチャレンジしたいと思っています。あと、頭が悪くならないように何か勉強しようかな、とも思います(実現できるかわかりませんが)。今年もよろしくお願いします。
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同じ時代に生きて・・・
category: What's New | author: 宮田りゅう
 マイケル・ジャクソンが亡くなったとき、違和感を感じたことがあります。それは死んだあとに「すごい人だった」「偉大なミュージシャンだった」「不世出のスーパースター」等、人々が急にほめたたえだしたことです。それまでは彼の奇行ばかり取り上げ、彼の音楽的な部分にはあまり興味を示さなかったマスコミや人々も過去のアルバムにスポットをあてたりしています。

 こういう傾向って清志郎さんのときもそうでしたが、日本人に結構多いと思うんです。生きているときに正当な評価をせず、亡くなったら急に「ロックの王様」とか言って祭り上げる・・・大物芸能人が亡くなるたびに「国民栄誉賞を」という声が上がったり、生きているときにもっと評価すればいいのに、と思うことが多々あります。

 私はマイケルの大ファンというわけではありませんが、彼の才能は本当にすごいと感じていました。それが「整形」とか「破産」とかそういった面だけが面白おかしく報道されていたことを悲しく思っていたのです。小説家や画家もそうですが、優れた芸術家には変人と呼ばれる人も数多く存在します。しかし、彼らの作品がそれによって色あせるわけではありません。もちろん人間的に魅力がある人はより作品に深みをもたせることはありますが。願わくば生きているときにもっと評価してあげてほしいなと思いました。

p.s.セナが亡くなったとき、「もっと彼のレースをみておけばよかった」と後悔しました。尾崎豊が亡くなったときもファンだったのに「なぜライブに行かなかったんだろう」と悔やみました。今はそうならないように気をつけています。
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『セントアンナの奇跡』
category: 映画 | author: 宮田りゅう
第85回『セントアンナの奇跡』("Miracle at St. Anna", 2008)

ストーリー:ニューヨークの郵便局で切手を買いにきた客を定年間近の局員が突然射殺する事件が発生。犯人の部屋からは行方不明になっていた貴重な彫像が発見される。すべての謎は第二次大戦中のイタリアで、4人の黒人兵士が一人の少年を助けたところから始まった−

『マルコムX』など多くの黒人の戦う姿を描いてきたスパイク・リー監督らしい、骨太な作品。もちろん人種差別問題は根底にあるんですが、今回はそれだけではなく、戦争への批判、極限状況におかれた人間の心理変化、また人を信じる純粋な気持ち等、考えさせられる内容です。

 黒人だけの部隊は実際に存在したらしいのですが、まだ差別が存在した時代、兵士はかなり苦労したことでしょう。劇中でも白人の上官が本当に憎たらしいのですが、黒人だろうが普通の人間として接してくれるイタリアの村民を見て心が救われます。

 2時間40分という長い作品ですが、劇的な展開があるわけではなく無理に感動させようとか、ドラマチックに演出していないのが逆に好印象でした。奇跡というからにはなにかSF的な要素もあるのかとどきどきしましたが、そうではなく、いくつか起こる出来事のすべてが奇跡と思えるもので、見終わったあとさわやかな気持ちになれます。

 こういう作品の上映館が少ないのは本当に残念ですね。この夏オススメの1本です。

評価(5つが最高):★★★★
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・・・ライター、翻訳家、フードアナリスト。グルメ、旅行、映画などの娯楽からビジネスまで幅広い分野で活動。経歴詳細、連絡先は上部名前をクリック!
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