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震災その後

  GWも残りわずかとなりました。私も久しぶりに長い連休をとって、心身ともに休んでいます。

 さて、今日は特に東日本以外の場所や海外に住んでいる方に知っていただきたいことを書きます。私は日頃都心で仕事をし、神奈川に住んでいます。もちろん大きな地震を体験し、色々な友人知人からも「大丈夫?」と連絡をもらいました。ただ、たび重なる報道によって、さも日本全部あるいは東京を含めた首都圏が大きな被害を受け「日本は終わった」かのような間違った印象を受けた人もいるようです。この場を借りて正しい情報を発信したいと思います。

 地震の後、首都圏は確かに大きな影響を受けました。交通の乱れや計画停電による停電、一部食料の不足などです。今も電力をセーブするために街は以前より暗くなっています。ただ、前が明るすぎたとの反省が多く特に不便を感じる人はほとんどいません。私が見る限り地震によって建物が倒壊したとか、飢えるほど食べ物が不足したということもありません。東京は以前と全く同様に機能しています。皆普通に仕事をし、通勤し、外食し、経済を支えています。私も地震から3日後から仕事に復帰しています。当時はパンや牛乳、納豆、カップめんなどが一時的に品不足になりましたが今は全く問題なくスーパーにあります。

 ただ、311が完全に過去のものかといえばそうではありません。先日アメリカ人の友人から「今度日本に行ったら被災地の慰霊碑も行ってみたい」とさも震災が終わったかのようなメールをもらいました。気持ちはわかるのですが、興味本位で被災地を訪ねられるような状況ではまだありません。被災地ではまだ行方不明の家族を捜す人も多く、避難所で不便な生活を強いられている人がたくさんいます。そしてM5以上の余震は実に400回以上を数え、そういった地震とも戦っています。余震は関東にもおよび、生活に影響はないものの我々もひんぱんに地震を感じています。戦いはまだ終わっていないのです。

 原発にしても、放射能漏れが大きく報道されました。確かに避難区域に指定されている近隣の住民は本当に気の毒ですが、東京にまで死の灰が降るとか、そんな状況ではありません。外国人の多くや日本人でも東京から脱出した人が多くいました。まだ海外からの観光客は大きく減っています。京都など全く今回の震災と関係なかったところでも、です。偏った報道や風評は本当にひどい影響をもたらしています。

 私は今この時期だからこそ、福島に旅行に行ってきました。ボランティアも考えましたが、この時期はむしろボランティア希望者が急増して困惑しているという記事を目にしたのと、被災地を興味本位で見に行く人たちも多い(渋滞を招いたりしている)と聞いたので内陸の白河に行ってきました。

白河小峰城はまだ立入禁止


石垣も崩れています

 ところどころに震災の影響は見受けられ、観光客は本当に少ないない中現地の人々はたくさん観光客を呼ぼうと前向きにがんばっていました。次回はそのあたりのことも少し書きたいと思います。

author:りゅう, category:What's New, 11:10
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