| 2009.04.03 Friday/16:01 |
『ワルキューレ』 |
ストーリー:第二次世界大戦下のドイツ。独裁者ヒトラーが絶対的な権力を握る中、ドイツ軍内部でもヒトラーを暗殺して政権を交代させようとするグループがいた。ヒトラー暗殺の実行役シュタウフェンベルク大佐はヒトラーが出席する会議に潜入し、爆弾をしかけた鞄を置いて会議室を去るが・・・
トム・クルーズがこれまでのヒーロー役とはうってかわって、静かな隻眼の将校役を熱演。実話というだけあって全編にわたって緊張感が続きます。当時のナチスドイツ政権下でこのような行動を起こしたというのは非常に勇気がいることであり、その志に感銘を受けます。
暗殺や武力で政権を転覆させるクーデターは本来許されるものではないでしょう。しかし、ヒトラーのような独裁者に対して起こした彼らの行動を支持する人は多いのではないでしょうか。ヒトラーさえいなくなればヨーロッパを救える・・・本気でそう思っていたと思います。
飛行機などのシーンはCGを使わず実物で撮影したとのことですが、ドキュメンタリーのように淡々と進み、静かに終わってしまう演出はいささか残念。実話である以上あえて過剰な演出を避けたのかもしれませんが、一本の映画としては少し物足りなさを感じます。しかし、このような事実があったということ、それを知るだけでも見る価値のある作品だと思います。
評価(5つが最高):★★★☆




